1.電子カルテの対応
新型コロナ患者用情報シートの作成 (2020年5月)
新型コロナ患者用については患者の情報を国や県に様々な様式で報告しなければならない為、患者の各種情報をまとめられるように情報シートを電子カルテシステムに様式を定めて、各担当者が入力できるようにしました。
2.会計・投薬システムの順番表示装置の増設 (2020年6月)
病院内の待合場所が密にならないように、待合場所の増設がされました。これに伴って会計及び投薬の順番表示装置を3箇所増設しました。
3.会計・投薬システム順番をWEB化してスマホで確認
院内待合場所が密にならないように、どこでも会計及び投薬の順番を確認できるように患者が持つスマートフォンで確認できるよう、病院ホームページにWEB表示して、スマホで確認できるようにしました。
4.診察待ち表示システムの利用促進
院内待合場所が密にならないように、どこでも診察待ち順番を確認できるシステムの利用方法が電子カルテ更新時から導入されていたが、更なる利用促進の為に患者に周知しました。
5.発熱トリアージ室設置対応
旧リハビリ室に発熱トリアージ室を新設するに当たって、電子カルテが利用できるようにネットワーク環境の整備、電子カルテ端末の設置、電子カルテシステムの改修を行いました。
6.タブレット端末の配備
新型コロナウイルス感染症患者が入る汚染エリアと清潔エリアを行き来するには防護服(PPE)を着脱する作業が必要です。また、顔を覆っているので音声が聞き取りづらくなります。そこで、両エリア間の出入りを少なくして、音声だけでなく視覚でも意思疎通できるビデオ通話用にタブレット端末を配備しました。
7.患者用Wi-Fi機器設置
病室で隔離された新型コロナウイルス感染症患者用に遠く離れた家族や友人の顔を見ながらコミュニケーションができるようにホームルータを複数台設置しました。病棟全体及び外来棟全体に整備するには時間と費用がかかるので、先ずは新型コロナウイルス感染症患者が入っている病室を対象に設置しました。
8.MBT健康チェックアプリの作成
職員及び学生が毎日検温結果及び体調を入力して、所属長が確認できるようにスマホ及びパソコンで入力、確認できるMBT健康チエックアプリを作成しました。同アプリは毎日利用されています。
9.テレワーク用システム機器の導入
新型コロナウイルス感染症対策として、職員が自宅等で業務を継続する為に、職場にいるのと同様に各情報システムが利用できるテレワーク用機器であるMagicConnectを導入しました。
10.無線LAN環境の整備(大講堂・臨床講義棟)
学生がソーシャルディスタンスを保ち講義を受けられるように、大講堂と臨床講義当にキャンパスネットのアクセスポイントを増設し、無線LAN環境を整備しました。